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lora-scripts/sd-scripts/docs/wd14_tagger_README-ja.md ADDED
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1
+ # WD14Taggerによるタグ付け
2
+
3
+ こちらのgithubページ(https://github.com/toriato/stable-diffusion-webui-wd14-tagger#mrsmilingwolfs-model-aka-waifu-diffusion-14-tagger )の情報を参考にさせていただきました。
4
+
5
+ onnx を用いた推論を推奨します。以下のコマンドで onnx をインストールしてください。
6
+
7
+ ```powershell
8
+ pip install onnx==1.15.0 onnxruntime-gpu==1.17.1
9
+ ```
10
+
11
+ モデルの重みはHugging Faceから自動的にダウンロードしてきます。
12
+
13
+ # 使い方
14
+
15
+ スクリプトを実行してタグ付けを行います。
16
+ ```
17
+ python fintune/tag_images_by_wd14_tagger.py --onnx --repo_id <モデルのrepo id> --batch_size <バッチサイズ> <教師データフォルダ>
18
+ ```
19
+
20
+ レポジトリに `SmilingWolf/wd-swinv2-tagger-v3` を使用し、バッチサイズを4にして、教師データを親フォルダの `train_data`に置いた場合、以下のようになります。
21
+
22
+ ```
23
+ python tag_images_by_wd14_tagger.py --onnx --repo_id SmilingWolf/wd-swinv2-tagger-v3 --batch_size 4 ..\train_data
24
+ ```
25
+
26
+ 初回起動時にはモデルファイルが `wd14_tagger_model` フォルダに自動的にダウンロードされます(フォルダはオプションで変えられます)。
27
+
28
+ タグファイルが教師データ画像と同じディレクトリに、同じファイル名、拡張子.txtで作成されます。
29
+
30
+ ![生成されたタグファイル](https://user-images.githubusercontent.com/52813779/208910534-ea514373-1185-4b7d-9ae3-61eb50bc294e.png)
31
+
32
+ ![タグと画像](https://user-images.githubusercontent.com/52813779/208910599-29070c15-7639-474f-b3e4-06bd5a3df29e.png)
33
+
34
+ ## 記述例
35
+
36
+ Animagine XL 3.1 方式で出力する場合、以下のようになります(実際には 1 行で入力してください)。
37
+
38
+ ```
39
+ python tag_images_by_wd14_tagger.py --onnx --repo_id SmilingWolf/wd-swinv2-tagger-v3
40
+ --batch_size 4 --remove_underscore --undesired_tags "PUT,YOUR,UNDESIRED,TAGS" --recursive
41
+ --use_rating_tags_as_last_tag --character_tags_first --character_tag_expand
42
+ --always_first_tags "1girl,1boy" ..\train_data
43
+ ```
44
+
45
+ ## 使用可能なリポジトリID
46
+
47
+ [SmilingWolf 氏の V2、V3 のモデル](https://huggingface.co/SmilingWolf)が使用可能です。`SmilingWolf/wd-vit-tagger-v3` のように指定してください。省略時のデフォルトは `SmilingWolf/wd-v1-4-convnext-tagger-v2` です。
48
+
49
+ # オプション
50
+
51
+ ## 一般オプション
52
+
53
+ - `--onnx` : ONNX を使用して推論します。指定しない場合は TensorFlow を使用します。TensorFlow 使用時は別途 TensorFlow をインストールしてください。
54
+ - `--batch_size` : 一度に処理する画像の数。デフォルトは1です。VRAMの容量に応じて増減してください。
55
+ - `--caption_extension` : キャプションファイルの拡張子。デフォルトは `.txt` です。
56
+ - `--max_data_loader_n_workers` : DataLoader の最大ワーカー数です。このオプションに 1 以上の数値を指定すると、DataLoader を用いて画像読み込みを高速化します。未指定時は DataLoader を用いません。
57
+ - `--thresh` : 出力するタグの信頼度の閾値。デフォルトは0.35です。値を下げるとより多くのタグが付与されますが、精度は下がります。
58
+ - `--general_threshold` : 一般タグの信頼度の閾値。省略時は `--thresh` と同じです。
59
+ - `--character_threshold` : キャラクタータグの信頼度の閾値。省略時は `--thresh` と同じです。
60
+ - `--recursive` : 指定すると、指定したフォルダ内のサブフォルダも再帰的に処理します。
61
+ - `--append_tags` : 既存のタグファイルにタグを追加します。
62
+ - `--frequency_tags` : タグの頻度を出力します。
63
+ - `--debug` : デバッグモード。指定するとデバッグ情報を出力します。
64
+
65
+ ## モデルのダウンロード
66
+
67
+ - `--model_dir` : モデルファイルの保存先フォルダ。デフォルトは `wd14_tagger_model` です。
68
+ - `--force_download` : 指定するとモデルファイルを再ダウンロードします。
69
+
70
+ ## タグ編集関連
71
+
72
+ - `--remove_underscore` : 出力するタグからアンダースコアを削除します。
73
+ - `--undesired_tags` : 出力しないタグを指定します。カンマ区切りで複数指定できます。たとえば `black eyes,black hair` のように指定します。
74
+ - `--use_rating_tags` : タグの最初にレーティングタグを出力します。
75
+ - `--use_rating_tags_as_last_tag` : タグの最後にレーティングタグを追加します。
76
+ - `--character_tags_first` : キャラクタータグを最初に出力します。
77
+ - `--character_tag_expand` : キャラクタータグのシリーズ名を展開します。たとえば `chara_name_(series)` のタグを `chara_name, series` に分割します。
78
+ - `--always_first_tags` : あるタグが画像に出力されたとき、そのタグを最初に出力するタ���を指定します。カンマ区切りで複数指定できます。たとえば `1girl,1boy` のように指定します。
79
+ - `--caption_separator` : 出力するファイルでタグをこの文字列で区切ります。デフォルトは `, ` です。
80
+ - `--tag_replacement` : タグの置換を行います。`tag1,tag2;tag3,tag4` のように指定します。`,` および `;` を使う場合は `\` でエスケープしてください。\
81
+ たとえば `aira tsubase,aira tsubase (uniform)` (特定の衣装を学習させたいとき)、`aira tsubase,aira tsubase\, heir of shadows` (シリーズ名がタグに含まれないとき)のように指定します。
82
+
83
+ `tag_replacement` は `character_tag_expand` の後に適用されます。
84
+
85
+ `remove_underscore` 指定時は、`undesired_tags`、`always_first_tags`、`tag_replacement` はアンダースコアを含めずに指定してください。
86
+
87
+ `caption_separator` 指定時は、`undesired_tags`、`always_first_tags` は `caption_separator` で区切ってください。`tag_replacement` は必ず `,` で区切ってください。
88
+